日本におけるプログラミング教育について

 

世界は今「第4次産業革命」を迎えており、AI(人工知能)をはじめICTが予想以上の早さで革新していることから、IT関連の人材の育成が急務とされています。

 

それで、近年、多くの国が子どもへのプログラミング教育を国家戦略として取り入れており、例えば、イギリスやカナダでは5歳児からのプログラミング教育を実施しています。 

日本においては、2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化となり、どのような学習過程とするかの議論がなされています。

 

 

私たちは幼稚園において、Fisher PriceCode-A-Pillarというロボット教材を用いた未就学児向けプログラミングワークショップを開発し、実施してきました。

「プログラミング」というと、PCやタブレットを使ってコードを書くことを連想するかもしれません。

しかし、弊社の用いる教材は、イモムシ型のロボットを動かすための様々なプログラムがブロックになっています。

それを繋ぎ合わせることで、プログラミングの基本である「順次処理」を体感することができるので、先生方からも大変好評です。

 

見た目は可愛い幼児向けのおもちゃのようですが、プログラミングの基本を体験することに加えて、論理的に考え、新たなものを創造するアルゴリズム的発想力を身に着けることができます。

 

また、課題に正面から向き合うこと、難しい課題にもあきらめずに取り組むこと、チームで協力すること、成功したときは仲間と共に歓び合うことなど、将来社会生活に欠かせない非認知能力の成長にも役立つワークショップとなっています。

これは日本国内においても先駆的な取り組みですが、将来的にも深刻なICT人材不足が懸念されている今こそ必要とされている教育と言えます。

 

この学習をきっかけに「プログラミングって楽しい」、「プログラミングでもっとすごいことやってみたい」という興味関心を高め、ICTのスキルを身につけることで、子どもたちが自分の未来を切り拓いていってくれればと切に願っています。

 

ご興味のある方はぜひ下のURLからwebサイトをご覧ください

 

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